先日、当店で取り扱っている西川の羽毛布団工場「西川レベックス」へ視察に行きました!
西川ではたくさんの羽毛布団を製造しており、スーパーなどの量販店や
百貨店、私たちのような専門店など様々な業態向けに製造していますが
「西川レベックス」は専門店向けに作られる最高品質の羽毛布団を製造するために
羽毛の洗浄、側生地の縫製、充填、仕上げを行っています
いつも店頭でお客様にご説明してはいますが改めて西川の羽毛布団づくりのこだわりを製造から完成まで順を追って3つ厳選してご紹介いたします✨
まずポーランドやハンガリーなどヨーロッパなどから送られてきた圧縮された羽毛を検査して洗浄を行います
(輸入した状態の羽毛)
羽毛の洗浄に西川のこだわりがあります✨
こだわり①徹底した洗浄
業界基準の2倍の厳しさで羽毛を洗った排水が透明になるまで繰り返し洗浄します
さらに超軟水とファインバブル発生器で効率的に洗浄し環境負荷も軽減させます
徹底した洗浄で羽毛本来が持つにおいを取り除いたり細かな汚れや細かな塵まで取り除きます
(左 業界基準の洗浄度 右 西川基準の洗浄度)
羽毛の洗浄後、選別をおこなったのちに西川独自のフレッシュアップ加工を行います
こだわり②「フレッシュアップ加工」
選別が終わった羽毛を加湿・乾燥を行いさらに冷却除塵を行うことで
羽毛本来のふくらみや保温性を出します
(ヘアサロンのブローのように温めて冷やしてを繰り返して髪の毛がふんわりするようなイメージです)
(左 フレッシュアップ加工後 右 フレッシュアップ加工前)
フレッシュアップ加工後さらに選別・検査を経て側生地へ充填されていきます
こだわり③羽毛が片寄らないキルト「ソリッドステークキルト」
羽毛布団を使用していて中の羽毛が移動して寒くなった…という相談をよく受けますが
その理由は布団のマス目には羽毛充填用の通り道があるから、なんです
その通り道を羽毛が通ってしまうことでえり元の羽毛が移動してスカスカになり保温性がなくなるということが起きてしまいます
西川独自の「ソリッドステークキルト」は羽毛のふくらみによってマス目の通り道がふさがるので片寄が起こりません
見えない部分のこだわりが西川の品質に繋がっています
充填し検針などを行ったあと私たち専門店へ羽毛布団が届きます
今回の視察を通して感じたのは、当店の代々続く「布団は目に見えない中綿が大切であり、それをしっかりとした品質のもので作ることが信用につながる」という教えと、西川のものづくりに対する姿勢は同じでありこれからも自信を持って皆様にご提供できると思えました
当店では現在、今年の新作羽毛布団が続々入荷しています!
また今年は創業105年を記念した羽毛布団が数量限定で取り扱っています✨
ぜひ一度店頭でアットホームおおたと西川のこだわりの羽毛布団をお試しください!